いはん

ローマでアモーレのいはんのレビュー・感想・評価

ローマでアモーレ(2012年製作の映画)
3.8
ウディアレン監督、
これで通算15本目かな。
なんかもう自分の中で映画のジャンルとして“ウディアレン”が存在してます。
彼の作品を評価することはもう難しくて、その良し悪しよりもウディアレン作品だから好き!ってなっちゃう。

なかなかのキャストを揃えた本作、
愛に関するいろんなストーリーに見せかけて、実は今の社会を皮肉ってる一作。
ベニーニの演じた役なんて特にそう。
知らぬ間に、理由もわからず有名になったかと思いきや、また気づかぬうちに社会においてかれる。

ウディアレンは毎年一本といい意味で“量産型”の監督ですが、私としてはそこにちゃんと質が伴っていると思ってます。この社会をちゃんと見てる気がします。
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