やま

嘆きのピエタのやまのレビュー・感想・評価

嘆きのピエタ(2012年製作の映画)
3.7
ほんとに韓国の映画って飯が汚いのが多い。食べ物をあまりにも生々しく映しすぎだと思う。

またしても変わった映画。何考えてたらこんな話を作り出せるのか。
無機質な映像といえばいいのか。暗いだけじゃ言い表せられない。突然のズームだったりも印象的。

悪質な借金を返せない人たちを罰として足を折ったりだとか万力みたいので障害者にする主人公。彼らには悪魔と呼ばれる。
そんな主人公の元に母と名乗る人物がやってくる。この母親もどうみても胡散臭い。
主人公がそれほど愛に飢えていたんだろう。変な行為だったりで伝わる。

母親が復讐のためになんかすんだろうなっていうのは分かるんだけど、内容が面白い。ちょっとバカっぽい。
でもそのために主人公が、自分が障害者にしてきた人たちのお宅訪問をする展開になったのが面白い。悔いているのか。なんなのか。

ラストは驚き。血の量がさすがに多すぎな気もした。彼なりの懺悔なんでしょう。

癖がありまくりの映画。
やま

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