SHODY

奇跡のリンゴのSHODYのネタバレレビュー・内容・結末

奇跡のリンゴ(2013年製作の映画)
4.9

このレビューはネタバレを含みます

全てが良すぎる。
阿部サダヲ、不器用でまっすぐな男をやらせたら右に出るものはいないっすね。
周りが見えなくなる猪突猛進さ、可愛すぎる。

森永さんが演じる学生時代の河原のシーンもよかった、山を目の前にプロポーズするシーンの秋則最高、停電して火をつけたとき山崎努さんの秋則を見る顔くっそ痺れる。
全部のシーンが良い。

1番感動したのは秋則と美栄子の再会シーン。
笑う意味を見失った秋則に対して祭りの時は落ち込んだ様子を見せてたけど、
再会したときな、「(笑うことは)無くてはならない性能だべ」、ここよな、どれだけ祭りの時の秋則言葉が彼女に苦しい思いをさせていたか、全てが伝わってくる言葉でしたね。表情でしたね。
菅野美穂すごい、本当にここでぶわって涙が込み上げてきた。

いやあ、田舎物に弱いんですよ、「泣く子はいねぇが」とか、ちはやふるもだけど、田舎の人に幻想を抱いてる気もするけど本当にいい人たちでそれを映画にすると美しく映るんだよね

映画を撮るなら地方で、そして音楽はやっぱり久石譲にお願いしよ。
SHODY

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