この制作規模、ブラピが出ているシリアスなゾンビ的なパニック映画というだけでもう一定の価値というか希少感があるっちゃある。
パニックパンデミック系のお約束をしっかりと守って作られているので、名作ではないけど見られる。かと思えば博士のあのシーンなんかは絶望的なのに笑ってしまった。
ゾンビタワーもシリアスなのに笑えるからとても好きなのに、出てくるのが2回だけはもったいない。CGが実現した新感覚の組体操だろあれは。
感染までのラグはしっかりと設定が決まっているのでもっと活用して欲しかったかな。例えばある博士が最後の研究を終える前に噛まれ、ボタンを押して自らのこめかみに銃弾を撃ち込むまでがジャストタイムだとか。
あと感染者になったらわりとみんな割り切ってバッキバキに撃ち込んだり殴っている潔さは個人的に好き。