このレビューはネタバレを含みます
とにかく海が綺麗で、ガリレオと少年の夏休みが完璧すぎて、どうして楽しい夏休みで終わらせてやれないんだよぉ!!と、恭平くんがかわいそうで頭が捩れそうになる映画。
結局のところ、みんなのマドンナ然として右往左往するばかりの節子が全部の元凶では。
子どもがどんなに大事でも、罪は償わせなければならないし、子どもがどんなに大事でも、人の子を利用しちゃダメ。という正論が常に頭の片隅をよぎりつつ、
それでもやっちゃいけないことをやっちゃう人の情けの業の深さよ…
その両輪を説得力を持って体感させる役者の演技が素晴らしかった。