yoshi

パシフィック・リムのyoshiのネタバレレビュー・内容・結末

パシフィック・リム(2013年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

トランスフォーマーもそうだが、凄く見づらいシーンが多い。ロボットVS怪獣のシーンでは何が起きているのか分からない事がよくある。迫力を出すためかアップ過ぎて何が何だか…

ギレルモ・デル・トロだけに怪獣の造形に期待してたけど、思ったよりあっさりめ。怪獣同士の違いもよくわからないし、ロボットも似たような雰囲気だから、今誰がどれと闘っているのか戸惑うシーンも多々。


後はやっぱり菊地凛子かなぁ。
どうもこの人は好きになれない。殊更演技が上手いとは思わないし、顔ものっぺりしてる割には正面から見るとあの頬骨にどうしても視線が行ってしまう。
他にも演技上手くて美人な女優はいっぱいいるよね。
主人公を含む他のキャラも薄い。キャスティングに必要性を感じたのはロン・パールマン位かな。


加えて、随所に出てくる日本の表現、
芦田愛菜が逃げ惑う街の風景(特に看板)や基地内に書かれている日本語等々、、、
が気になる。
変だよ、ヘン。



でもね、
そんな不満点もKAIJUが海から出て街を破壊したり、イェーガーがヘリで運ばれてきたり、そんな彼らが市街戦に突入するシーンを見たら吹っ飛ぶ。

ああ、ごめんね。細かいこと考えて。
これはそんな映画じゃないよね。
感じれればそれで良いよね。

と思わず誰かに謝った。


そう、どうでも良いんです。
迫力さえあればそれで。
気が付けばぽかんと口を開けて食い入るように観ている自分がいた。

中国のロボットが吐く、「雷雲旋風拳」なんて恥ずかしい台詞に赤面し、イェーガーが剣を出すシーンに苦笑し、KAIJUが翼を広げるシーンで大笑いする、そんな感じです。


おすすめはやっぱり香港戦かな。イェーガーがタンカー片手にKAIJUと闘うシーンなんて思わずスタンディングオベーションしそうになった(笑)


映画館で観るなら間違いなく5点、DVDなら4点。
いや~、お祭りでした。
yoshi

yoshi