ジェームズ・マカヴォイ、マーク・ストロング共演のサスペンス。
なんだ、これ？という感じだった。
怪しいと思った奴がそのまま黒幕だったり、宿敵だと思っていた奴が黒幕に踊らされていた、という予測の範疇を全く出ないという面白みのなさが致命的。
それに、映画のほとんどがナイトロケーションであるがゆえ、にサスペンスのハズなのに眠くなってくるという。
車が止まる時にいちいちナナメのアングルで見せたり、スローモーションで撃ち合ったりカッコつけようとしてくるのもなんだかなぁ。
唯一印象に残ったのは、息子の遺体を見たマーク・ストロングが泣き崩れるシーンの演技の巧さ。
ここだけは彼が光ってた。
彼のファンならずとも、そこだけでも観る価値はあります。
