《備えあれば患いなし》
心配性のオトンは、出かける時に防犯アラームのセットを忘れたんじゃないかと騒いでいるけど、旅行中に事件や事故に遭っても大丈夫なように海外旅行保険の手続きを忘れなかったのは流石。
タイのプーケット国際空港行の機内映像を見ると、あの保険会社のロゴが入った封筒が映り込んでいたのに気づいたかな。あんな大惨事が起きたときに、迅速に対応してくれる保険会社って凄いね。どんな特約を付けたのかが気になるなあ。
今から20年前に起きたスマトラ島沖大地震と大津波。12月のクリスマスシーズンだったために、年末の休暇を利用して訪れた世界各国の無数の家族が人生を変えられてしまったのだけど、本作は、そんな家族の体験を描いた真実の物語で、津波の恐ろしさは想像を超えていて、目を覆いたくなるほど。
圧倒的な速さと高さの水の壁が一気に押し寄せてきて、建物も人も一気に押し流していくのだけど、もみくちゃにされていく様子をリアルに描いていてビックリ。水に流されて息ができなくなったり、体のあちこちをぶつけたり切ったりして多くの現地の人や観光客が犠牲になったんだね。
映画ではその後の家族の様子をオカンやオトン、息子たちの視点で描いているのだけど、家族が離れ離れになったり、家族の死に直面したりして…。今も身元が分からない人もいて、悲しみは続いているんだね。
今日、職場で地震を想定した避難訓練があったけど、自分事として行動しないといけないなあと反省。
視聴メモ:2024.11.05/147/プレシディオチャンネル