スマトラ島沖地震後に発生した津波に遭遇した一家の実話を基に描く感動のヒューマンドラマ。
家族を思う親、そして子ども…それぞれの絆が離散した家族を繋ぎあわせる。
なによりナオミ・ワッツの痛々しいまでの演技には言葉がありませんでした。これぞ母親の鏡です。
自分が子どもを持つ立場になってから観るとより感じることがあるのかも。
実際はもっと悲惨な被害を受けた家族は多くいたであろう中で、すべてが予定調和な感も否めませんが…いや、凄惨な災害の中でこんな奇跡が１つぐらいあってもいいんですよね。
感動して涙よりは家族の大切さを今一度感じさせてくれる、そんな強さと優しさに包まれた作品です。
