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スプリング・ブレイカーズのmasuのレビュー・感想・評価

スプリング・ブレイカーズ(2012年製作の映画)
3.0

平凡な日常に退屈した女子大生4人組が、スプリング・ブレイクしに行く為に強盗をして資金を手に入れ、フロリダに出かけドラッグやパーティに明け暮れるが、ヤクが警察にばれて刑務所行きに。彼女達の保釈金を払ったのが、エイリアンと名乗る謎の男。彼に連れられディープな世界に潜ることで、少女達は「こんなはずじゃなかった」と葛藤したり、さらに深い闇の世界に堕ちていったりする話。

序盤のパリピがビーチで半裸でウェイウェイしてるシーンで、「私の春休みは、なんて退屈だったんだろう、、、」と胸がキリキリした😅

しかし、ただのパリピな映画ではなかった。

「春休みを永遠としようとしている」エイリアンと、「春休みは一瞬だからこそ、普段できないような刺激的な体験をする」と構えている少女たち。両者の間には大きな違いがある。
しかし、青春は終わるから美しいもの。
涙ぐみながらバスに乗り帰路につく少女の姿は、切なかった。

かりそめの楽園に別れを告げ、現実世界に戻る2人と、全く別の方法で世界に別れを告げる2人組。
最後まで残った2人が、ラストに弾糾の降り注ぐ中、一発も撃たれず無双するシーンは、????となった😅
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