『死霊のはらわた』(‘85)のリメイク。
ゴア表現もしっかりあり、また所々ビシッと決める絵が非常にカッコいい。リメイクではあるが、大分展開は異なり、前作を知った上で観た方が楽しめるかもしれない。
本作は若者たちの唯のパーティーでは無くドラッグ中毒の療養という背景があり、かなりそこにストーリーが引っ張られていた感がある。日常から異常への切り替えのスムーズさを促すとともに、冗長さも感じる。誰が生き残るのか、先の読めない展開にハラハラするとも言えるし、逆にいつでも終われるのだがまだ終わらないのかと少々長く感じるかもしれない。しかしその先に待っている強烈なビジュアルは一見の価値あり。
