Shelby

夏の終りのShelbyのレビュー・感想・評価

夏の終り(2012年製作の映画)
3.0
じっとりと、そして、ねっとりとした大人の恋愛を見せられた。個人的に小林薫の困ったように微笑む顔がどハマリした。

家庭を持つ歳の離れた慎吾と若くて情熱的な涼太。どちらも魅力的なのに、その時々で疎ましく思ってみたり、はたまた依存してみたりと感情の移り変わりが激しい知子。この辺りは女の身勝手さをよく描いていたと思う。そんな知子に翻弄される2人の男が不憫に思えるほどだった。

全体を纏うじめじめ感。汗ばむ満島ひかりの艶めかしさ。色っぽかった。
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