アイアンサムライ

L.A.ギャングストーリーのアイアンサムライのレビュー・感想・評価

L.A.ギャングストーリー(2012年製作の映画)
4.0
個人的に古い時代設定の作品があまり好きで無いので、スルーしていた。 

ロスに蔓延る極悪ギャング。市長をも牛耳って警官たちも買収してやりたい放題。そんな奴らに我慢ならない正義感溢れるジョシュ・ブローリン刑事は特命を受け、ショーン・ペン率いるギャング団一掃作戦を始める。 

一緒にギャングを叩きのめす仲間集めらへんから、七人の侍テイストが出て来て面白い。警察でありながら、ギャングをボコボコにする為なら手段を選ばずブッ放す。ワクワクする要素満載の痛快アクションでした。 

そして、なんかグロテスキーな事をやってやる!っていう意気込みが溢れてた。電動ドリルで頭をぶち抜くシーンの次のカットが、バーベキューでまだ生のハンバーグを焙ってる、どアップのカット。連想しちゃうよ。 


アンタッチャブルとかLAコンフィデンシャルとか、いかにもギャング!マフィア!って時代の長ったらしいノワール系がどうも苦手なので、本作はちょっとテイストが違ってて良いのだが、LAギャングストーリーっていう邦題がいかにもそういう雰囲気をブンブン出してるので抵抗しちゃうよね。まあ、そういう作品が好きな人は飛びつくだろうけど、実際見たらこんな内容なので絶対不満になるよね。原題は「ギャングスタースクワッド」まあ確かにこのままじゃわかり難いけど、LAギャングストーリーって・・・チャイニーズゴーストストーリーみたいだからもうちょっとなんか考えて欲しかったね。