ゆっきー

裁判長のゆっきーのネタバレレビュー・内容・結末

裁判長(1918年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

法に厳格なあまり、自滅する男の話。最後の自殺シーンは詩的。溝口『山椒大夫』の入水自殺のシーンに匹敵するのでは!? 松明を持った群衆のシーンは、アンゲロプロス『ユリシーズの瞳』の元ネタか??

なかなかスリラーな映画でもあって、裁判長な主人公が、法を破って死刑間際のわが娘を国外に脱出させるシーンなどはかなりハラハラした。 カットで言うと、キスシーンがどれも鮮烈なんだけど、冒頭の水に映った二人のカットが良かった。
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