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17歳のエンディングノートのmのレビュー・感想・評価

17歳のエンディングノート(2012年製作の映画)
4.5
テッサは自分の余命が少ないことを知っている、だから懸命に生きた、生きていることを感じようとしていた
死ぬまでにしたいリストをつくって、デート、ドラッグ、万引き、キス、セックス

娘の死を受け入れられないお父さんも、
病気に対して無力を感じるお母さんも、
姉が死ぬことを理解しきれていない弟も、
赤ちゃんを産むか決められない親友も、
テッサがいなくなったあとのことを恐れながらも今を生きる彼女を懸命に愛する彼氏も、
みんなテッサを愛していて大切に思っているから、それぞれに感情移入してしまって涙が止まらなかった
そして自分の死を受け入れて懸命に生きようとするテッサが大好きになった

森の中の大きな木の上、街中に書かれたTESSAの文字、ベンチ、二人で乗るバイク、駆け抜ける馬、焚き火、海、雪の中の天使、花火
世界観や映像の美しさにとても惹かれた

DON’T BE AFRAID
人生は瞬間の連続
NOW IS GOOD
本当にその通りだと思う、生きていると感じる瞬間を大切に
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