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大空への道のmhのレビュー・感想・評価

大空への道(1945年製作の映画)
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打ち捨てられたイギリスの空軍基地がその全盛期――WW2西部戦線で爆撃隊の航空基地だった時分を振り返るという趣向の戦争映画。
イギリスある架空の飛行場で、RAF(イギリス空軍)側は架空の航空隊なんだけど、どういうわけかアメリカ陸軍第8航空軍だけはアメリカ陸軍第8航空軍そのままのご登場。
そうこれも、みんな大好き第8航空軍ものなので、数見てるひとにとっては至福の時間。
この中に「ハノーバーストリート」のハリソン・フォードもいるんじゃないかとか、「戦う翼」のスティーブマックイーンがいるんじゃないかとか、妄想はかどる。
リアルな基地の描写よりも、恋愛をはじめとした人間ドラマがメインになっているので、安定の楽しさがあるけど、ちょっと物足らないのも事実。
「メンフィス・ベル」が参考にしたであろう、パーティーのくだりもあった。英語版ウィキペディアには「頭上の敵機」の類似性も挙げられてる。
第8航空軍ものには「緊急着陸」という規定演技があるんですけど、この映画にもそれがあった。もしかすると、これが一番最初かな?
面白かった!
mh

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