さっ

鉄路の男のさっのレビュー・感想・評価

鉄路の男(1957年製作の映画)
4.5
渋すぎ。機関車=鉄の塊を撮る執念が異常。基本はデイライトじゃなくて夜ってのがたまらん。音楽は一切ないが、軋む鉄の音、さまざまな汽笛、蒸気が噴く音が全編を満たす。ポーランド鉄道員たちの制服は軍服並

オジェホフスキは自分に対する安易な評価を拒み、あくまで「こういう人がいた」っていう事実の提示しかさせない人物なのが良い(休日に恋人同伴のザポラと会ったときはにこやかに振る舞うところはニクい)

発車前のホーム上の長いトラッキングで悲喜こもごもの乗客たちの姿をさらっと描くの好き
さっ

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