サイコパスの映画です。
幼少期に母に愛されなかったトラウマや、男女関係を生々しく見せられた為か、生身の人間を愛せずにずっと変わらずにそばに居てくれるマネキンしか愛せなくなってしまった男の話。
気に入ったマネキンに気に入った女の頭の皮のみ剥いでそれをマネキンに乗せることで、無機質なものに命を吹き込みより身近に感じようとしている。
女性のみのターゲットであること、そして彼の行動が理解不能だからこその、嫌悪感がハンパない映画ですね。
この映画の独特な雰囲気を作り出してる要因としてあるのが、カメラアングルが常に犯人目線なこと。
なのでカメラ自体が犯人を映し出すのは鏡越しにのみで、そういった角度から見る事で、より臨場感を感じることができます。
ただ、映像酔いしやすい人は要注意です。
あと、この映画で評価すべきは今まで良い役しか演じてないイメージだった、イライジャ・ウッドがここまでサイコパスっぷりを演じきったことですね。
決して万人受けする映画ではないですが、こんな人にはオススメです！！！
サイコパス系が好きな人！！イカれたホビットが見たい人！！リング探しではなくて頭皮探しを始めたホビットが見たい人！！
