たかすぎ

マニアックのたかすぎのネタバレレビュー・内容・結末

マニアック(2012年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

じわじわこういう枠にもおさまりつつあるイライジャ・ウッドw
いつまでも指輪物語の印象が強い彼だけれどシリアルキラー役も向いてたよ◎

80年「マニアック」のリメイク版だって
機会あったらそちらを観たい

勢いある下顎からの刺殺と淹れたてのコーヒー
「僕は臆病だから」安定剤が手放せない
出会い系で好みのウィッグは選び放題
「もう大丈夫だよ 直してあげる」
頭皮剥がし専門なパラノイア系シリアルキラー話

出会い系で探してたのは髪だけだったのか
バチバチと自作のマネキンに被せて満足するタイプ

主に殺人鬼視点のカメラワークで展開してくのでPOV寄りなサスペンスね

マネキンに光を当て命を吹き込む女カメラマン·アンナと出会うマネキン修復士·フランクの闇深さ
やっぱなー、母親の存在って人格形成に多大な影響を及ぼすよね感

せっかく剥いで持ち帰った頭皮のメンテナンスが、なってない😨
マネキンですら美しさを保とうとしてないのが気になる…潔癖症ではないんだねフランク

駐車と徐行で街中の頭皮探し
被せたいヘアスタイルの女見つけたらストーキング開始
髪だけだったら既製品をネットで買えばいいのに、蝿もわかないのにね
あの部屋臭そうだなぁ🤢

足首スラッシャー…からの〜後先考えず刺殺❗刺殺❗刺殺‼️
毎回衝動的なんだなー

「私達感覚が同じだわ」
「君、才能があるよ」
アンナが褒め殺してくるのが恐らくこの病んでるマザコンには心地よい存在なのだろね
アンナが理想のママとなりつつあるからかも知れない
男は母親と似た女を好きになる説に当てはまるフランク

「好きに言えばいい
どうせ理解出来ない」
だからマイノリティだしマニアックなんだ

中盤の幼少回想でヤク中自堕落淫乱な母親の嘘か真かの「愛してる」
あんな環境下で育てられた…と言うか育っていかざるを得なかった、愛に餓えたままの一人息子
母親の体たらくによって夜な夜な女の頭皮剥いで廻るどうしようもない怪物が誕生したんだよー🫠
でも、エド・ゲインは対極で禁欲的に育てられてのあのやらかしぶりだものな…いずれにせよ極端だと駄目って事か
親検定とか国が設けたら、こういう親ガチャ大ハズレな犠牲者がかなり減るのかなぁ…

フランクの下半身がマネキンのツルツルな演出がキモくてコワ😨
あのモノクロ映画何の作品だろう?
いつしか自分の犯行もモノクロ映画と同化してく幻覚…

アンナはあれだけフランクを褒め殺しておいて今夜もホイホイとデートしたりしたのに、さっき何て言ったの?😳…って私でもビックリした一言
「私の彼がバーにいるって」
…何ですって?w

ズサッと後退して距離取ったフランクのまともさ
フランクの母親はそんな路上でようヤれるよな🤣ってあれはもう笑うね
器用過ぎて笑うwww
何かもう、そういう病気なんだろうなセックス依存症的な

アンナにレンタルしたマネキンの晴れ舞台イベント当日
えーお前みたいなのがアンナの彼氏なの?って、そこにもビックリw

アンナは人たらしだと思った
無意識で人に好かれる言霊を気兼ねなく四方八方吐き散らかしてるんだろうな、全て計算だったら彼女もヒトコワの生物では?w

アンティークとゴミの違いが判らないエージェントは自分を鏡で見つめ直すといいのに🙁
最も暴言吐いてフランクの怒りを買ったので当然標的になるよねー
アベ・マリア流れる中での水没だけかと思ったら、髪目当てじゃなくても剥いじゃうのか〜

「奴等はアンタを愛してなかった
僕は愛してた 今も愛してる
知ってた?」
マザコンスイッチオンで背中スラッシャー◎

マネキンに剥ぎたての新しいのが被されてる翌日なんよ…

友人を殺した張本人に慰めてもらってるんだよお前…的なアンナだったけど勘はあるね、絶体絶命だけど🫠

歯が自慢のオッサン明日CM行けなくなっちゃったな…巻き添え悲惨可哀想な無駄死に

大丈夫では無い「大丈夫だよ」

戦える女の反撃が殺人鬼より容赦無かった
フランクの方が走馬灯流れてるやんw終いには轢かれたりもするし🤣

「君のそばにいたかった
母に会わせたいんだ…」
あー、そうまでしてやっぱ、剥ぐんですね〜

強制婚姻と強制初夜www
「彼女は僕のだ」アンナの意思は尊重されずか

ラストはちゃんと天罰下った感じの痛みとゴアな剥がされぶりが、良き
心霊現象のような報復はフランク自身の呵責なのかな

全滅したけど、どうにか捜査辿り着けてたのも良かった
たかすぎ

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