ken

アントン・コービン 伝説のロック・フォトグラファーの光と影のkenのレビュー・感想・評価

2.8
思い出した!前にも借りて途中で見るのやめたやつだった。今回も途中でやめようと思ったが2回もレンタル料払ってるし、最後まで鑑賞。
“自分は特別な存在”感が強い。写真って、カメラメーカーの作った機械で個性のあるモデルや魅力的な風景もしくはそれらが作り出してるものを写し取ってるにすぎないのに、芸術家気取り。育ってきた環境やら彼の周辺の人たちや事柄も、誰もが持ってるような平凡なものでしかない。
そう思うと昨日見たアニー・リーボヴィッツの方がはるかに素晴らしい写真家だと思う。
ただ、アントンの方がドキュメンタリーの制作スタッフが優れている。構成からカメラワーク、編集、非常によくまとめられている。
彼の撮ってる写真はすばらしい。グタグタした話しがなければもっといい映画だった。
ken

ken