マツダタケシ

セレステ∞ジェシーのマツダタケシのレビュー・感想・評価

セレステ∞ジェシー(2012年製作の映画)
4.1
■コアメッセ―ジ
自らの想う正しさを自分らしく貫くだけが正解では無い。
相手を知って、相手を思いやれるようになる必要性。

■感想
非常に切なくなった。一緒に居る時の幸せな感情や満たさせる感覚に蓋をして、自分の考えに固執してしまっている。それはこの作品の中で言うと、「相手を下に見る」という結果につながっていたんだと思う。相手が物理的にそばに居ない時の判断を理性ある判断であり、正しい判断だと勘違いしてしまっていた。
そのため、相手が自分から本当の意味で離れていく中で、感情が強く現れる。自分がどうしたいかに気付く。

ただ、難しいと思うのが、
いなくなったから寂しくなっただけなのか
上記のように蓋をしてしまっていただけなのか

結果だけ見るとどちらも一緒のように見えるけど、当事者からすると違うんだろうな~と。
自分に素直になり、感情を見つめ直すことが大切で、その上で選んだ選択肢を正解にする努力をするしかないんだと痛感。