脳波で操るロボットで生活する近未来で、そのシステムの開発者キャンター博士(ジェームズ・クロムウェル)の息子が殺害される。FBIのグリアー(ブルース・ウィリス)は捜査の中でロボットを通じて人間を殺す武器の存在を知り、その背後にロボット反対組織とキャンター博士がいることを突き止める。
「U-571」「ターミネーター3」のジョナサン・モストウ監督らしいSFアクション。
アバターのロボットに行動させ、究極に怠惰で保守的になった人間という設定は、それほど新鮮味はなかったけど、さすが生身の肉体を感じさせるブルース・ウィリスのアクションは見ごたえあった。
失礼ながら、髪の毛のある顔だけで笑えちゃったけど、こういう役が良く似合う。
ただ、反サロゲート独立区の設定と描写がウソっぽいし、ロザムンド・パイクとの夫婦関係の部分は余計だったかな。
あと、ラストは飛行機が落ちて下の人が死んじゃったりしてないか気になった。
90分で気軽に楽しめる娯楽作。