もっちりん

樹海鬼ごっこのもっちりんのレビュー・感想・評価

樹海鬼ごっこ(2012年製作の映画)
2.0
フォロワーさんのレビューで知った作品。
捕まれば死、逃げ切れば賞金という、タイトル通り樹海で鬼ごっこするデスゲーム系の映画です。

とりあえず、映画開始5分で「樹海鬼ごっこ」とは何なのかの説明文が流れ出します。デスゲーム系の作品はそれなりに観ているつもりでしたが、オープニングロールでゲーム内容を説明するのは初めてなので斬新でした。

また、物語が始まっても緊張感が無いんです。演技は上手くはないけどそこまで棒じゃないからもう少し演出でなんとかなったんじゃないかと…。

鬼に捕まると撲殺されるんですが、なんでしょう、本気で殴ってもらっていいですか?と言いたくなると思います。殴られている人物を映さないならバスタオルとか丸めたものを本気で殴った方がいい画が撮れるんじゃないですかね。

あと血糊が適当すぎるんだよなぁ…。ハンマーで殴ったりナイフで刻んだりしてるけど、そんな血の出方しないだろと。
あれですかね、残虐シーンにショックを受けないように「これは作り物です、お芝居です」という感じにねるようリアルさを排除したんですかね。うん、きっとそうだ。

というか樹海で鬼ごっこしたら普通に逃げ切れると思うんですよ。鬼は太ったおっさん一人だけだし。更にオチが分かりやすかったのもマイナス。それを超える何かを期待していましたが…期待したのが間違ってました。

とにかくリアルさがまるでないので、時間を無駄にする覚悟で観たほうがいいと思います。
ただ自分の場合、酷い酷いとの評判を知った上で覚悟を持って鑑賞したせいか意外と観れた、という感想。デスゲーム系作品の中では中の下ぐらいでしょうか。

まぁ結局つまらないってことですけど。
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