ゆきの

ハッピーニート おちこぼれ兄弟の小さな奇跡のゆきののレビュー・感想・評価

3.2
30男のちょっと良い日

朝起きて、なんかいつもと違う気分
そんな時って良い日になりそうって
思い込みが違う行動の動機になる
それが結局良い日にさせる訳です


30歳職なし男ジェフのある1日は
ケビン宛の間違い電話を受け取るところから始まる。

ジェフは「サイン」だと思い込み
街に繰り出せばケビンの文字に
目を奪われ吸い寄せられる

そんなちょっとした勇気が
彼を大胆な行動へと駆り立てる

ジェフの兄、ジェフの母
ジェフを取り巻く家族のドラマも
すっと上手く回収できており
シンプルでいて
不思議な世界観に巻き込まれます。

あれ、なんだか私も明日
とても良い日になるかもしれない
なんて思ってしまうわけです。

サイン、もジンクスも
人の生活をちょっぴり
豊かにしてくれるものかもしれない。
ゆきの

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