m

幸福の罪のmのレビュー・感想・評価

幸福の罪(2011年製作の映画)
3.0
虚しさが募る作品で面白かった。
邦題、私は好きだなぁ。

ジャケ写がアレなのであまり勧められないけど、人間ドラマのカテゴリーに入るものだと思う。
淡々とし、抑揚の無いストーリーの中にある人間の心理。

ある日、リハビリ医として働くトマシュは性的虐待容疑で逮捕される。
そんなストーリー。

トマシュを中心にして、少女オリンカ、トマシュの妻ミラダ、ミラダの元夫ラダ。
そして、ミラダの妹リーダ。
この5人、それぞれがそれぞれに深い場所で違和感と不安感と戦っていく。

幸福の罪
この邦題にセンスを感じる。
たしかに、あの人は幸福だ。
けれど沢山の罪がある。

オープニングの意味がのちに分かる。
そして、この脚本は見たことがありそうで無い。
意外性を感じる。

ストーリー : ★★★☆☆
映像 : ★★★☆☆
設定 : ★★★★☆
キャスト: ★☆☆☆☆
メッセージ性 : ★★☆☆☆
感情移入・共感 : ☆☆☆☆☆

cc/ある日突然、男は逮捕される。なぜ?
m

m