さしみ

ブロンソンのさしみのレビュー・感想・評価

ブロンソン(2008年製作の映画)
4.7
「俺はチャールズ・ブロンソン」
「とにかく有名になりたかった」

英国で最も有名な犯罪者 マイケル・ピーターソンの独白から始まるバイオレンス作品。

どこかキューブリックの匂いを感じさせる映像、絶妙なタイミングで挿入されるテクノポップ、トム・ハーディの肉体美とふざけた歩き方。どれをとっても素晴らしい。

全裸の男が複数の武装した男にいきなり殴り掛かり、当然の如く血だらけになる。この演出だけでマイケルに備わった凶暴性の説明になっています。映像に相反するローテンポなバンドサウンドも彼の異常性を際立たせていました。

やっぱりレフン監督の作品ってどれも良いなぁ。
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