このレビューはネタバレを含みます
『韓国映画 この容赦なき人生』から
大豪邸のメイドとして働くことになった女性ウニ
豪邸に住むのは夫婦と1人の子
奥さんは双子を妊娠しており、主人は性の捌け口がなくなっている状態で、ふとしたきっかけでメイドのウニ(チョン・ドヨン)に色気を感じ、関係を迫る。断らず受け入れたウニは妊娠する
妊娠が発覚したところから始まる女のドロドロとした嫌がらせや結果流産してしまう展開は恐ろしいが
結末は冒頭の飛び降りた女性から示唆されていた
韓国は日本よりも格差社会が明示的に意識され、「階級」という言葉が普通に用いられているようだ
(「パラサイト」の「匂い」も記憶に新しい)
職業や地位によって住む場所や振る舞いが期待(規定)され、貧富両者の人生が交わることはないらしい
これは、見えずらいだけで日本にもある程度当てはまるんじゃないの？と思う
