ひげしゃちょー

僕らは歩く、ただそれだけのひげしゃちょーのレビュー・感想・評価

僕らは歩く、ただそれだけ(2009年製作の映画)
3.8
インテリアの勉強のためにニューヨークへ恋人が行ってしまったみゆきが生まれ育った町をカメラで撮影して歩く。 最初はどういう展開になるのだろうと思いながら見ていたらだんだんストーリーにひきこまれていった。 学生時代は同じ時間を共有していてそれが普通だと思っていたのに今はそれぞれが自分の時間の中で過ごしている。 なんかとても感慨深いものがあった。 同じクラスで一緒の時間を過ごしてきた旧友たちが、それぞれの違う道に進みこれからの人生を想起させるようなラストの写真は素晴らしかった。 やっぱり安藤サクラは良い役者。