ワスカバジ

メイジーの瞳のワスカバジのレビュー・感想・評価

メイジーの瞳(2012年製作の映画)
4.7
子供をいくら愛してるかよりいかにそばにいてあげられるかが大事なんだな

それを子供はよくみてる、親はどう見えてるのか。再婚相手をどう見てるのか。
メイジーの瞳を通して移り変わりを描ききった映画。

ストーリーはロック歌手の母と美術商の父が別れて10日間ごとにその二人の間に生まれたメイジーが行き来する。そしてその両親の再婚相手と仲良くなっていく的な。

とりあえずメイジーが可愛いのなんの、メイジーのハグ受けたらストレス弾け飛ばされそう。
無邪気で子供らしくありながらも良く人を見てすごく空気を読める素晴らしい子供。
みんな好きになるわ、マーゴが泣いてる時に擦り寄るメイジーが愛おしすぎた。

邦題通りメイジーの瞳を中心に人の変わっていく様が見えてくるよね。
最後に実の父と母に向けた目がなんとも、、、娘の眼を見て二人も気付かされたよね。
父は気付いてなかった娘の成長を、母はいつもメイジーを見ながらも自分しか見ていない今を、、そして二人ともが自分の所有物ではないことに気付く。

マーゴとリンカーンはメイジーのそのままを見ていた、そりゃ懐くよね。
1番に考えてるというより子供のことを考えるのは保護者として当たり前のことだ、って考えてるよね。

まあアメリカの文化とか個人の考え方があるから実母父がよくは無かったけど悪者とかには見えんかったかな、愛はあったしね
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