もうびっくりするほど両親がどちらも身勝手過ぎる…。
愛してるとか会いたかったとか口ばっかりで、自分の心の隙間を埋めたい時だけメイジーからの無償の愛を利用してる感じ。
でもメイジーはママもパパも大好きで、その純粋な気持ちが泣けてくる。
親だって人間なんだし、全てを犠牲にして子供を優先しろとは思わないけど
ただ、子どもってちゃんと見ているしよく分かってる。
大好きな人が大好きな人の悪口を言っていたら悲しいし、大人が自分に何と言ってほしくてこの質問をしているか、とかも察してしまうんだよね。
子どもにとっての唯一無二の存在が親だけど、血の繋がりよりも、どう向き合おうとしているかが重要だと思わずにはいられない作品だった。