このレビューはネタバレを含みます
劇中で主人公が言った通り「最高の音楽体験」だった。
最初のドラムからもうワクワクして、手術の時はニヤニヤしながら鑑賞。残念ながらその後の音楽がどんどん愚鈍になっていったけれど、使われている音楽はよりすぐったものだろうことが伺える。
たった1人、彼にはしっかり届いたところもなんだか素敵。大衆には理解されないだろうが、彼らの音楽は主人公を救ったのだ。
しかし彼が最後にはどんな音楽も聞こえなくなったとか、いろんななぜ?が頭に浮かび、見ている方を置き去りにする。あれかな? バンドメンバーの音楽こそが最後で、他の音楽が色褪せたっていう表現なのかな。