けいすけ

きっと、うまくいくのけいすけのレビュー・感想・評価

きっと、うまくいく(2009年製作の映画)
4.7
映画の役割とは何だろうか。
単なる娯楽として、
時には物事について深く考えるきっかけとして。

この映画は人生の教科書とも言えよう。
約170分間繰り広げられるインド人達のストーリーは、人生観に影響を与えてくれるかもしれない。
幸福とは何か。学問とは何か。正義とは何か。
ありとあらゆるテーマがこの映画に詰まっている。
インド映画といえばミュージカル調の挿入歌とともに登場人物が軽快にダンスを披露するシーン。中でも、「Aal Izz Well」(=きっとうまくいく)は、頭に残り、いつか自分が困難に立ち会った時も口ずさみたくなる。
路頭に迷った時、この映画が道標の一つ、あるいは人生の処方箋となることは間違いないだろう。

ファルハーン、ラージュー、そしてランチョーの
「3 idiot」が繰り広げる物語。舞台はインド屈指の難関大学であるICE。ウィルス学長、チャトル、ピアなど、個性あふれる登場人物が多く、コメディ要素もあり、飽きることなく観れる。
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