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きっと、うまくいくのcalanqueのネタバレレビュー・内容・結末

きっと、うまくいく(2009年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

既成概念や固定観念に囚われるな!
競争社会の中で自分を見失うな!
自分の価値観を他人(特に子供)に押し付けるな!

といったシリアスなメッセージがこれでもかと詰め込まれているんだけど、少しも説教じみた感じはなく、とにかく楽しいエンタメ作品。

インド映画お決まりの歌&ダンスシーンもカラフルでポップ。
でも、楽しいシーンの直後にある生徒の自殺というショッキングなシーンが…。
この流れからいきなり深刻な展開に?と驚いたけど、この極端な感じもインド映画ならではなのか?
それにしてもプロットが巧みで、つまらない部分が一つもない。お手上げって感じです。

コメディとしてもかなり最高。
ラージュー家の極貧ぶりが可哀想だけど笑ってしまった。お父さんの体を掻いた麺棒でのばしたナン?を食すの辛い…。

字幕のワードチョイス?が良くて、これも面白さに一役買ってるなぁと思っていたら(恥カキクケコめ とか)、字幕監修「いとうせいこう」と出てきてなるほどね!と思いました。
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