「このペンは大発明なんだ。分かったか。」
大学生３人組vs鬼学長の青春コメディ。根底に社会への怒りがありつつ、だけどドタバタコメディもまじえて、軽やかに。設定はベタなやつを乱発してるけど、その組合せ方というか回収の仕方は緻密に考えてるかんじ。「引き続きお楽しみください」までの件とか、身を乗り出してしまった。
日本と同様、子に善良であることを強いる傲慢な社会。あなたのために、と思ってるぶん、余計にタチが悪い。突然のミュージカル、ベタすぎる恋愛パートにはまだ慣れないけど、「世の規則に常に挑戦していた」てセリフどおりの闘う映画。
「センチになったからね」も良き。「無視する勇気」かぁ、良いこというなぁ。
