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愛のコリーダのnapalmloveのレビュー・感想・評価

愛のコリーダ(1976年製作の映画)
4.5
リアリティを求めるあまり、俳優にセックスシーンを実際に行為させた大島渚には表現者として脱帽してしまう。
阿部定が純粋すぎて恋人の局部を切断してしまった過程と、二人の間にあった欲望と愛は充分に伝わってきた。ただの狂った猟奇的な事件としてではなく鑑賞者にはあくまでも苦しく切ない恋愛模様として強く訴えかけてきています。
阿部定役の女優はこの映画の後は役の印象が強すぎてピンク映画しか出れなくなったらしいがこの映画の中では見事に演じていて非常に素晴らしい女優だと思う。
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