扇

エンディングノートの扇のレビュー・感想・評価

エンディングノート(2011年製作の映画)
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人様の死が主眼に置かれている作品で点数を付けるのは憚られるので無点とさせて欲しい。それでもレビューは書いておきたかった。

この作品を見ると色々なことを考えると思う。自分は死の間際でどう振る舞いたいか、どういうことを周りは気にするのか、または誰に会いたいのかなどとにかくキリがない。死を見つめるということは、自分の生を見つめることだと同義だと改めて気づく。作品を見終わった後に自分の周りが違って見えるかもしれない。かけがえのないものに気づいたり、逆に無価値だと感じたり。

商品としてラッピングされたコンテンツという手触りではなくて、会ったこともない友達が一所懸命作ったものという印象が、この作品をとても身近に感じさせます。
扇