エンディングノートの作品情報・感想・評価

エンディングノート2011年製作の映画)

製作国:

上映時間:90分

4.2

「エンディングノート」に投稿された感想・評価

砂田知昭さんの幸せすぎる死を娘が映像に残した作品。
人間誰しもが「いつかは死ぬ」ことを理解しているはずなのに、
こんなに泣けてくるのは何故だろう。
そして自分は彼のように死の直前まで振舞えるのだろうかと自問した。

そういえば「Good-bye(さようなら)」の語源は、
「God be with ye(you) (神があなたのそばにいますように)」だと
聞いたことがある。彼は安らかに眠りについたのだろうな。

息子と会話をする砂田さんが、近くにいる看護師に
「いま葬式の話してるんだ」と笑わせる。
看護師が「男の世界だね」と言うくだりが一番好き。

ナレーションが男性だとなおさら良かったかなと思った。
説明するのは難しいんだけど、
もう少し落ち着いたトーンというか、なんというか、
プロレスの実況と同じで声に落ち着きが欲しかった。
第三者視点の「天の声」のほうが映像にフィットしたような気がする。
ここで作品を知り、レンタルないので購入。泣くだろうなと思い心の準備をして鑑賞。笑えるシーンがたくさんあり、最後はもちろん号泣なんだけど、笑いもあり。
ホームビデオのようで、ともすれば単調になってしまうこともあるはずなのに、まるで家族の一員になったかのように感情移入して観ていた。
自分の家族構成とか、年齢も似ていてということもあるかもしれないが、ぐるぐるといろんなことを考えながら最後まで観た。
生き様って死に様でもあるのかなと。
鑑賞後、その場にいたかのような疲労感もあり。上手く言えないけど、出会えて良かった作品だった。
2014.3.14
これはヤバイ。。号泣。 砂田知昭さん強い。
「私は上手に死ねるのでしょうか」

誰もが迎える「死」。そこに上手下手が有るとすれば、全てを受容し、自分の死後、遺された家族や友人、関係者を困惑させないように出来るかどうか。

死と向き合い、自身のエンディングに向けて準備を重ねた監督の父親、砂田知昭さんのエンディングノート。

監督・ナレーションは次女。知昭さんの心情を明るくコミカルに吐露する形で進行します。

父親を撮りつつも特別感は出さず、高度成長期に働いた一人のサラリーマンとその家族を、監督が小さい時から撮り続けた8ミリを挟みながら映像で綴っています。

ドキュメンタリーはドラマや映画と違って、言葉を発した本人にしか、その真意は分からない。
でも、病床の知昭さんが長年寄り添った妻に対して出た一言は、心の底から思わず溢れ出た言葉のようにズシリと重みがあり、素敵な言葉でした。

「上手に死ねるかどうか」。営業のクロージングマニュアルのような知昭さんのエンディングノートには、知昭さんの家族に対する愛情がたくさん溢れていました。
kapo

kapoの感想・評価

4.1
すごく優しく優しく
ユーモアの混じった
愛が溢れた映画だった。

死ぬことでこんなに良い温度の
温かさを感じる映画って、
そんなにないんじゃないだろうか。
バランスが良い。

大げさでもないし、
キレイにし過ぎることもないし、
全然悲観的でもないし、
すごく素直な映画で感動した。

実の娘が撮ったからこそ出る、
家族の中に漂っている
空気感の伝わり方がすごかった。
そして何となく
高貴な雰囲気もあったり。
この家族の品とか賢明さとか。

ドキュメンタリーのリアルさって
その空気感そのものだろうし、
監督自身の愛情とか優しさが
反映されていて、
とっても心が膨らんだ。

家族ってなんだろう。
不思議な集合体だなぁ。
わたしもこんな素敵な家族を
持ちたいなぁ、て。

プロデューサーが是枝監督だったとは。
ほんでハナレグミの歌がいいねぇ、泣ける。
この監督の前作も良かったし、
他の作品も観たい。
IKe

IKeの感想・評価

4.5
見終わった後に、
誰かと語りたくなる映画。
泣いた。
とてもエンターテイメント性が高いドキュメンタリー。
劇中曲が、ハナレグミっていうのが、
また贅沢でいい。
naofumiman

naofumimanの感想・評価

4.2
『ここまで撮るか』という程リアル。
自分の死とこれだけ向き合う事のできる人はそうそういないと思う。

最後までユーモアがあって、重い内容なのに、そこまで重すぎない。
素敵な男性の最期に立ち合える。
こんなに伝えたい事を伝えられる最期ってない。

自分もこんな最期を迎えたいなと思える作品。涙なしには観られません。
なな

ななの感想・評価

4.4
泣きそうになったけど、講義でみたから我慢しました。なんで我慢できたかって考えると、とっても幸せな人生の一部をみることができたからだと思います。人が亡くなることって周りの人にとっては悲しいかもしれないけど、死を悲しんでもらえる本人は幸せなのかもなあ、と。
朱

朱の感想・評価

3.2
第3回下北映画祭上映作品

同居人Bのチョイス。
全然興味なかったけど、思いがけずちょっと泣いた。
756bee

756beeの感想・評価

3.9
毎年検査してるのに、ガンが見つかったらいきなりすでにステージ4て怖すぎる。自分にはこんなふうに段取りつけて死を迎える準備をすることなんて、とてもできない。どないしょー。どうしたらエエんや。

とりあえずハードディスクにエロ画像や動画は貯めんようにしよ。ふだんから家族の中でカメラ回し続けてきたこの監督だからこそ撮れたドキュメンタリーやな。
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