点数をつけていいのか、ちょっと迷う映画。
死生観を「観念」じゃなく「手触り」で突きつけてきて、観終わったあともしばらく心の中で反芻してしまう。人生って、薄い紙じゃなくて年輪みたいに層があるんだな…と…
~さよなら、いつもあった
「いつもの日々」~
ドキュメンタリーというと、
事実なのだが、
そこに「見られている」 という感覚はどうしても働いてしまう。
カメラが介在してしまうため、
仕方が…
号泣しました
画面の中とは言えど、こんなに間近で人の死に直面したのは始めてです。
そしてそれを見ていて、つくづく不思議な感じがしていました。
闘病者の砂田さんが、仕組まれた運命を辿っていること…
上手に死を迎えることは難しいと感じる。
私の母も、私が生まれてすぐにステージ4の乳がんを患った。それでも高校三年生になるまで、仕事も家事も育児もやり遂げてくれた。入院中の病室からも、進路を心配して連…
上手に死ぬ。これが出来たら何て幸せだろう。何てかっこいいんだろう。
人は一人で生きてるんじゃない、とか良く言うが、生きる事の延長に死がある以上、死も含めての人生である。
しかし一人では上手に死の瞬間…
僕はドキュメンタリーを撮る時には「私はあなたではない」という倫理観が前提として必要だと考えて来た。取材対象の内面を他人が安易に語ってはいけないという、ある種の諦めからしかスタートできない方法だと思っ…
>>続きを読む2011年の作品で砂田麻美監督が2009年に癌告知を受け同年末に死去した実の父を主演としたドキュメンタリー映画
本日は『父の日』という事でコチラをチョイス
まず “娘だから”という理由で撮影出来…
監督が自分の父の癌宣告から死までを撮ったドキュメンタリー作品。
娘が映像関係であるとかないとかを抜きにして、沢山写真や映像を残された方なんだなぁって。
大学時代の写真や、結婚して子供が出来てからは…
(C)2011「エンディングノート」製作委員会