『ペイド・バック』（2010）があまりにも面白かったので、イスラエルのオリジナル版を鑑賞‼️（私でmark10人目って少な過ぎる😥）

アメリカのリメイク版の方が断然解りやすかった💦
というのは、キャストが1人として知らない顔なので、やはり気持ちが入らないし、所々キャストの関係性が違ったり、華やかな部分がゼロなので暗さが眠気を誘いそうだった。

その点、念入りに練ったであろうハリウッド俳優たちを使ったリメイク版は華やかさもある。
それを先に観てしまったので、オリジナルの地味さ加減が際立ってしまったんだと思う😔

しかし、こちらがオリジナルです‼️
今作が面白くなければ、リメイク版は出来ていない訳です...


1965年、モサド（イスラエル秘密機関）は第2次世界大戦中ナチスのユダヤ人強制収容所で残酷な人体事件を繰り返していた”ビルケナウの外科医”ライナーを東ベルリンで発見する。そこで若手モサド諜報員（男2人、女1人）が、ライナーをイスラエルに連れ帰って裁判を受けさせるために東ベルリンに派遣される。3人はライナーを捕える事に成功したが、しばらく監禁している途中で逃げられてしまい、3人は殺したと嘘の報告をして帰国してしまう...
それから30年が経ち、ある時ウクライナ🇺🇦のある老人ホームにライナーらしき人物が生きている事を知った3人は、今自分たちで殺すしかないと決行するが...


アクションシーンは少なく、心理サスペンスが主。男女三角関係の話と復讐の話を織り込んでいる。
感情を抑えるようになったズヴィと成績優秀だが臆病者のエフド、ズヴィに恋するが感情を伝えられないズビィを諦めて、エフドと関係を持つ女工作員レイチェル。女はやる時はやるんですよ‼️

このレイチェル役をリメイク版では若い時をジェシカ・チャステイン、熟年でヘレンミレンが上手く演じている✨

イスラエルのキャストが悪いわけでもないし、プロフェッショナルさはあったけど、やはり知った俳優の演技を楽しむ事も1つの面白みであるんだな〜と感じ入りました。


※でも見比べて正解❗️
劇中、レイチェルがライリーの資料やファイル、写真など見つけてこっそり見ているシーンがあるが、それは実物らしい😨

静かに 話が進んでいく…
終始 暗い。。。

第二次世界大戦後、ナチス戦犯の医師を拘束する極秘ミッションのため、東ベルリンに送られた3人のモサド諜報員。拘束したものの逃亡した戦犯を、3人は射殺したと発表し…。

ハリウッドで「ペイド・バック」としてリメイクされた本作。
その完成度の高さは「ペイド・バック」の大ヒットで証明されている。
サスペンス色を全面に押し出したリメイク版とは違い、こちらは静かに任務を遂行するプロフェッショナルさを感じさせる。
90分弱という非常にスマートな作りなので緊張感の持続が保ちやすい。

劇中で主人公が閲覧しているファイル。
人体実験を行なっていた証拠となるその写真は本物だそうである。
ハリウッド版はサスペンス度もアップして、アクションもより派手になっているので、そちらを観てから比べてみるも良し。