ブリーダーのRのレビュー・感想・評価

目の前に横たわる悲劇とオタクの雪解けの対比に動揺する。

もう嫌になるほど目に見えて露骨に暴力と悲劇が目前にあるのに、ほっこりと映画オタクの雪解けが進むから温かい目線でも観れてしまってマックグリドルにアイスクリームが乗ったような作品。
ずっとヒリヒリして痛みが伴ってどうしていいか分からなかったけど、甘い後味でニマニマしてしまった。
英語以外のレフン監督の作品が観れる事が何故だか嬉しかった。