レンタルが開始されたのを知って、レビューを書き忘れていたのを思い出しました。
たしか『シング・ストリート』の前に鑑賞したような。。。
あの『ドライヴ』『オンリー・ゴッド』で有名なニコラス・ウィンディング・レフン監督のデビュー2作目となります。
内容は上手く説明しづらいのですが、とりあえず主人公?のレニー(マッツ・ミケルセン)のキャラクターがかわいいです。。
映画オタクのコミュ障なのですが、それでもある女の子を好きになり、デートに誘うんですね。何ともまあ応援したくなってしまいます。
しかも好きな映画が『マッドマックス』というからもう最高です。
そしてレフン監督の初期作とは言え、当時からレフン節というのは随所に見受けられます。
例えば何気ない日常からいきなり大音量の音楽や、轟音、もしくはバイオレンスが入ってくるといった緩急であったり、暗闇の中での独特な色彩感覚であったりは『オンリー・ゴッド』ほどキレキレではないものの、確かにらしさは全面に出ています。
作品単体としてはそこまで好きになれませんでしたが、『プッシャー』などの他の初期作も鑑賞したくなりました。
まあとりあえず今週末公開の『ネオン・デーモン』が楽しみです。
~おまけ~
ブリーダーとは「breeder」ではなく「bleeder」ですよ!
2016.8.10