ヤン・シュヴァンクマイエル的人体解剖
クレイアニメのクオリティが素晴らしい、体のパーツで魅せるシチュエーションムービー
左手が右手を引き上げた時、愛ある体温を感じたのは私だけではあるまい。
見えるけど聞こえない手、聞こえるけど見えない手
脳みそが舌よりも遅れてくるのは、理性よりも感覚器官に重点を置いている意図的さを感じるのだ。
体の部位の登場順によって自分にとって重要なパーツだと言っている気がする。
右手と左手が、まるで導く親のような役割を担っているのは、ヤン・シュヴァンクマイエルが映画をパッチワークのように手作りで創ってきた象徴なのだろうか。
私だったらどこを先に登場させるかなぁ。