麩

海がきこえるの麩のレビュー・感想・評価

海がきこえる(1993年製作の映画)
2.0
きつかった…あまりに傍若無人なヒロインが苦手すぎて終始いらいらいらいら…笑笑
主人公は好きだからどこまでも許せてしまうのかもしれないが
こちらは全く愛せず誰にも感情移入できず
いきなり「ばか!あんたは最低よ!」え?
そのあと親友に殴られるのもえ?え?
暴力に至るまでが早いな

ヒロインは謝ると言うことを知らず
自分は可哀想でお姫様だから周りに丁重に扱ってもらうのが当たり前だという態度を常に崩さず
全く筋の通らない、反論にもなってない反論「お友達思いだね、もういいですか!?」しかできず
みたいな本当に嫌なやつ
こんなひと人生で一度も見たことないけど、この時代には存在したのかなぁ。
やっぱ娯楽が少ない時代って人生における恋愛の比重が物凄かったんだなーと思う
「カップリング」とか「やぁ」とか
昭和ーーーーーーーーっ

監督も宮崎駿じゃないし、音楽も久石譲じゃないので、ジブリ的な良さは皆無
ただのジブリ絵柄の、ザ昭和な青春ドラマ
昔!って感じのキャラクターと物語
いま、フィクションでこういう他者への思いやりがない傍若無人さ、見ないですね
麩