まみ

ペトラ・フォン・カントの苦い涙のまみのレビュー・感想・評価

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醜い人の醜さが画面に投げつけられるのがファスビンダー…その醜さを画の美しさが跳躍していって、ああ…!いい…!って苦い涙についてはあんまりなれずうう…っとなってたけどラストシーン綺麗すぎたのでなんでもよくなりました。何かの核心を突くわけでもなく放り投げ続けられる言葉が二人の関係を少しずつ変容させていくのはおもしろかったです。手厳しいファスビンダーは、ペトラフォンカントを永遠の眠りに落としたかもしれない。ペトラフォンカントのカツラが場面ごとに変わるのは、クィア的な表象でしょうか…
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