ペトラ・フォン・カントの苦い涙の作品情報・感想・評価・動画配信

『ペトラ・フォン・カントの苦い涙』に投稿された感想・評価

アパルトマンの一室。フランスの古典主義の画家・ニコラ・プッサンの絵画「ミダス王とバッカス」が壁一面を埋め尽くす。そして、毛足の長いカーペットの上に置かれたベットはまるで大海原に浮かぶ筏のようで、登場…

>>続きを読む
4.6
報われない恋に囚われた人間のどうしようもない情けなさと滑稽さを容赦なく見据えた視線に感動。画面もかっけー&異常。
このレビューはネタバレを含みます
戯曲を映画化しただけあって、こういうのは舞台で観たい。

構図と人物の配置は良いが、内容はあまりハマらず。
アノ
3.5
バキバキの撮影とセットには感心するが、これ舞台の方が面白そうだな。
オリ
4.1
前半の対話中のアングルがとてもいい。
何か越しに2人を映す感じ。
4.1

イルム・ヘルマンはファスビンダーに身体的暴力を受けていたらしいが、そう考えると本作のマルギット・カルステンセンの役はファスビンダーの自己投影という形になるのだろうか。かなり複雑な公私混同。「本作でマ…

>>続きを読む
riekon
3.0

この前オゾン版を鑑賞したので
観てみました😊
あちらは男性が主人公でしたが
今作の登場人物は女性です
愛していたんだねぇ
見てられない…☎️
誕生日プレゼントは
変わりにってこと❓😅
人にあたるのは…

>>続きを読む

見つめ合わずにクロスに佇むことで、左右の位置づけにおける映画文法がファジーとなる。
壁の裸婦画と重なるようにベッドに寝そべるペトラ。
鳴り響き続けるマタイプライターの打音。姿勢は言葉ほどに物を言うマ…

>>続きを読む
3.5

ペトラの家の中というワンシチュエーション、間をタップリ使った喋り方、女性のみの登場人物。演劇っぽい演出だが、視線が合わない2人が画面に占めるときのバチバチにキマッた構図が絵画みたい。

マレーネの存…

>>続きを読む
笹春
4.2
このレビューはネタバレを含みます

4つのシーンから構成されるが、すべてペトラ・フォン・カントの家が舞台となる。家の装飾品が凝っていて、絵画や人形に合わせた人物配置と構図の美しさについてはわざわざ言うまでもないだろう。シーンが変わるご…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事