水のまち

ミークス・カットオフの水のまちのレビュー・感想・評価

ミークス・カットオフ(2010年製作の映画)
4.7
分からないことに対して向き合う姿勢こそ、"自分"なのだろう。本当は誰にも分からない、生かせれているということ。と、分からないでは終われない、その先への歩み、生きること。そう、いつだってLOST。

西部開拓時代を、同時代の印象派を思わせる風景画で描く妙。かつてのポストロック出現のように、まるでポスト西部劇といったところだろうか。美しすぎるロングショットの数々と、CHARALAMBIDESのような乾いた音楽に、最後まで緊張の糸が切れることはなかった。
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