2010年代の西部劇。
19世紀のアメリカ、オレゴントレイルを描いた映画です。
実話ベース。
3組の家族が案内人としてミークを雇い、移民団から離れて、ショートカットしようとします。
しかし、どうやらガイドのミークはポンコツだったよう。
3家族は、途中で迷子になります。
荒野で、食料も水も底をつきかけ、絶望的な状況に陥ってしまいます。
そんな時、ミークらは1人のインディアンの男性を捕らえます。
そのインディアン男性の目的は何か?
彼は色々しゃべりますが、彼の話す言葉は誰も分かりません。
彼に水のあるところにアテンドさせようとしますけれど、果たして通じているのかいないのか。
ミークを筆頭に、移民家族は有色人種を全く信用してません。
差別してます。
でも、移民家族は、彼に命を託すしかありません。
茫洋とした荒野を先に行く彼を、半分疑い半分希望を持って移民家族は見つめるシーンがラスト…
ミシェル・ウィリアムズが凛としてお美しい。
今作でも、ポール・ダノが良い味出してます(今作では普通に良い人)。
衣装も素敵でした。