マシュー・グード見たさにチョイス。（そしてこれを書いてる本日、マシュー・グードの誕生日です、おめでとうございます！）
18歳の誕生日に父を亡くした主人公インディア・ストーカー、その死と時を同じくして、父の弟を名乗る叔父チャーリーが現れ、不審な事件が起こり始める…というサスペンススリラー。
母娘と叔父の三角関係を織り交ぜたスリラー、という陳腐になりかねない題材を、これでもかと美意識の塊でこだわり抜いて仕上げた映画。美術・衣装・音楽・SE、始まった瞬間からキメキメの構図が続いて凄い。メインキャスト3人はまるで人形のような美しさ。家のインテリアや色彩も、本当に綺麗。
インディアの覚醒・解放に、叔父だけじゃなく亡き父も絡むのが良かった。あと、靴の演出は性的すぎないのに妙にエロティック。いろんな解釈ができる作品だけど、殺人とか暴力とかハラハラする場面もあるから要注意。
原題は『Stoker』、インディアをはじめとする登場人物たちの姓ですが、これブラム・ストーカーにちなんでいるとか。
この裏設定が、物語の意味を解釈するヒントかと。
（ブラム・ストーカー知らない方は検索してください、有名な某作品の原作者です）
（追記）
観るとアイスクリーム食べたくなる、ハイヒール履きたくなる。
