Rucola

イノセント・ガーデンのRucolaのレビュー・感想・評価

イノセント・ガーデン(2013年製作の映画)
3.6
パク・チャヌク監督、復讐三部作を鑑賞されている方のレビューを読んだので、そういえば観てなかったこちらを鑑賞。
パク・チャヌク作品ではあるものの、キャストは韓国人ではない。

なんと脚本を担当したのは、『プリズン・ブレイク』でお馴染みのウェントワース・ミラー。
どうやらこの作品と、登場人物のチャーリーの前日譚を描いた”Uncle Charlie”も執筆しているようで。そっちも映画化されないのかな、と淡い期待。

父を亡くしたミア・ワシコウスカ演じるインディア、ニコール・キッドマン演じるその母、そして父の死後に現れたマシュー・グード演じる叔父のチャーリー。
この3人を取り巻く、何とも無気味なお話。

ミアちゃん、ど、ど、ど、どうしたのー!!
不思議ちゃん・妖精キャラは捨てて、随分と大胆な。
でも、妖精っぽいと思っているのは思い込みだったかも。なかなかの演技っぷり。

マシュー・グードもどうしたのー!!
『リープ・イヤー』で虜になったのに...
なんと不気味な役どころ。
でも魅力は隠しきれず、ダダ漏れ♡

ニコール・キッドマンは...まあ違和感なく。
ミアとマシューに持っていかれた感じ。

独特の世界観や、映像美など、結構好み。
庭に転がる大きな丸い石、並べられた靴、
卵の殻を剥く音、ピアノの連弾、骨が折れる音。

最後まで観て、慌てて最初まで巻き戻す。
ああ、そういうことね。
観終わった後の余韻がまた好き。
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