りんりん

私の男のりんりんのレビュー・感想・評価

私の男(2013年製作の映画)
3.2
なんとなくこの状況に陥る心情が分からなくもないです。
原作を読んでいないのでどれだけ全体のが分かったのかは分からないのですが。。。
生きる孤独のなかで埋まらない心の隙間を一瞬の理性の欠陥から生まれたインモラルで快楽へと変換していく感じ。
結末は、罪によって色濃くなっている関係、お互いがお互いから逃れられない強い繋がりに恐怖から派生する楽しさを感じていたようでした。
二階堂ふみさんが演じる花に関しては、男が止めることのできない『欲求』の対象である女であること、若いことへの優越感がさらに快楽を強めていました。
感動したのは最後のレストランのシーンでの浅野忠信さんの目です!あの顔が出来るなんて凄すぎる!
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