ノットステア

紙ひこうきのノットステアのレビュー・感想・評価

紙ひこうき(2012年製作の映画)
3.3
紙ひこうき

ディズニーの短編。
途中まで好きだった。
細かい仕草とか良かった。
最後のディズニーらしさがあまり好みではなかった。
あとは、都合良すぎた。ありえなさすぎることが、2回目見直すと気になってくる。

以下、ネタバレあり。













駅のホームで男性一人が書類の束を抱えて電車を待っている。
そこに紙が一枚飛んでくる。それを追いかける女性。紙を広い、男性の隣に立つ。
男性の持っていた紙の一枚が風に舞い、女性の顔に貼り付く。男性は慌てて紙を取ると、そこにはキスマーク。
(唯一そこだけが赤く、他は、常に白黒。そういうのなんか良かった。あとは、女性が自分の髪を少し触って直すところとか。そういうところに魅入っていて、観ているときはなんも違和感を覚えなかったけれど、観終わって振り返って気づいた。鞄は?大事な書類?個人情報とかのってない?束を抱えて歩いていいの?)
男性は笑い、女性に惹かれるも気づくと女性は反対側の電車に乗っていた。

男性の机の上の紙が風で外に飛んでいきそうになる。それをきっかけに会社の窓から外を見る。すると、さっき会った女性が隣のビルにいることに気がつく。なんとか、気づいてもらいたい。
手をふると、上司に注意された。
大量の書類を机の上に置かれる。周りの人も。それを処理するのが仕事。
男性は書類で紙ひこうきを作り、女性のいるビルの窓めがけて飛ばす。うまく入らない。もう一枚。もう一枚。
(相手のいるビルも窓が空いてる。何もかも都合いい。その書類は何ですか?別にコピー用紙とか探せばあるんじゃないの??わざわざそれを投げます?)
上司が注意しに来る。ちょっと怒られるだけ。また投げ続ける。最後の一枚、それはキスマークのついたあの紙。投げる前に風で飛んでいってしまう。(うまく風で入るのか?)結局入らない。女性は外に出て行ってしまう。
(ここまではこの作品が好きだった。)

男性は外に飛び出す。女性に会えない。諦める。目の前にはキスマークの付いた紙ひこうき。腹立たしげに投げる。
投げ続けた紙ひこうきたちが集まっているところにキスマークの付いた紙ひこうきが飛んでいく。すると、紙ひこうきたちが動き出す。男性を女性のもとへ連れて行く。キスマークの付いた紙ひこうきは女性のもと。女性はその紙ひこうきを追いかける。
(急にファンタジー要素強くなった。急すぎた。あまり好きな演出ではなかったけど、この演出のおかげで思い出せた。これはディズニーでしたって。物に魔法がかかる。心を込めて折ったからかわからないけど。恋の成就には魔法が必要ですか?誰かの何かの後押しが必要ですか?そういうことですか?)

再会。
エンドロールで、二人が一緒に食事している様子。